顔を描いてみよう

松本市こども絵画造形アトリエあーとりえ、こどもアート教室2020年5月のオンラインレッスンの様子です。
新型コロナウィルス感染予防のため、4月中旬〜5月はオンラインにて絵の部、工作の部の2回分をご提供させていただきました。
こんなに変わるんだ!

絵の部では、真正面の顔(モデルはご家族)を描くワークショップをしました。
同じこどもが描いた絵に見えますか?!
90分のワークショップを通して、before→afterのような変化が。
あることをすると
殆どすべてのお子さん、幼児さんでさえかなりの変化が見られました。
いくつかご紹介しますね。


まず、多くの子が一番変化したのは、用紙に描く大きさとバランスです。
それって「画面いっぱいに描こうね」と言えばいいんじゃない?
って思われるかもしれませんが、子供には全く伝わらないんですよ^^;
ところが、
あることを伝えてあげると安心して、大きく、またはバランスよく描き進めることができます。
afterでは、頭頂までしっかり描かれていますね(*^^*)

beforeは、ほのぼのとした子供らしい絵ですが、幼児さんの時によく描いていたパターン化された絵だと思われます。
afterは、小学1年生の能力がしっかり発揮された絵になっていますね。

こちらもbeforeでは、シンボル化された目や鼻が、afterではよく観察されて、いきいきと描かれています。
「よく見て描こう!」これもよく言ってしまいがちですが、子供には全く伝わりません。
これもあることをするとよく見て描けるようになります。

アニメ漫画が好きなお子さんは、人物画もアニメ風に描くことが多いですが、実際にモデルさんを見ながら描くとここまで描けるんですね。感心!

絵を変えた、あることって?
ワークショップの秘密知りたいですか?
少しタネ明かしをしますね。
それは、ご家族の
顔を実際に測ってみた!のでした。
定規は使わず鉛筆でできますよ。
そう、人の顔のプロポーションは、ほぼ決まっています。
しかし、そのことを聞いて知っただけでは意味がありません。
実際に測ることで、本当だ〜!こうなってる!と
①体験を通じて気づいたことをもとに
②実際自分で描いてみる
③違いを自分で感じてみる
この3つのプロセスが大事。
測っていると、それぞれのパーツの距離や形にも自然と関心が湧きます。
よく見るポイントが具体的にわかってくるんですね。
その結果が、before、after の絵の違いになりました。
描く手順を知るだけで
もう一つのポイントは、描く手順です。
もちろん、絵は自由に描けば良いですし、型にはめる必要はないかもしれません。
ただし、お子様自身が
・どこから描き始めればいいかわからずいっこうに筆が進まない
・少し描いては納得いかず消してばかりいる
・自信がなくて小さく描いてしまう
・途中で失敗して嫌になってしまう
こんな風に困っているようでしたら、
ちょっとしたヒントを与えて導いてあげたほうがずっと本人も安心して描き進めることができるし、
自信を取り戻して自分らしい表現を発揮できるようになると思いませんか?
私も子供の頃に、この描き方の手順を知っていたら、”顔を描くのって難しい〜!”と苦手意識をもたなくて済んだのにって思います^^;
この手順で描いた子どもたちからは、
「描きやすかった!」という感想も♡
こちらは、アトリエで描いた家族の顔を一部ご紹介。父母、兄弟。家族愛が作品に溢れていますね。
新型コロナウィルスへの対応
引き継き感染予防に努めながら、通常通り開講しております。
安心して来ていただけるように、発熱以外でも咳、ひどい鼻炎など体調がすぐれない場合はお休みください。皆様もご協力の程お願いいたします。
1.お子様のマスク着用
2.ハンカチ持参
3.水筒持参
4.開始前、終了後の手洗い、アルコール消毒の徹底
5.入室の際に、検温いたします。(検温を済ませておくとスムーズです)
6.換気します
体験&見学
体験は、通常クラス時に各1名程度受け入れております。(体験料500円。入会後はご返却します。)
受け入れ可能な日程が決まり次第、ご連絡いたします。
お申込みフォームから、必要事項をご記入後、LINE公式アカウント(友だち追加お願いします。)にて簡単にメッセージをください。(メールが届かない場合もあり、LINEの方が確実だからです。)
クラス空き状況
2020年7月の募集状況は、
・水曜日 16時〜18時クラス空きございます。
・金曜日 15時半〜17時半空きございます。
・土・日曜日 1名
・ごきょうだいは、お二人一緒にご予約しづらい状況ですので、空きがでるまで募集を停止します。(会員のごきょうだいは承ります)
・年中児さんは、秋までお待ち頂く場合がございます。
・体験後、入会待ちの方からご案内いたします。