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【レポ】こどもアート7月

偶然の美を楽しもう~折染め

松本市こども絵画造形アトリエあーとりえ、7月のこどもアート教室の様子です。


和紙を折り、染料につけて開くと、美しい模様が出来上がります。折り方ひとつ、染め方ひとつで仕上がりの模様が変わるので、何枚か試して、次はどんな模様かな?とワクワクしながら楽しみました。

 

染めた和紙は、うちわやミニ絵本ノートに。とっても粋な感じになりましたよ。来年は、布物も染めてみたいですね~。物干しを用意しないと!

 

コラム【絵がうまくなるコツ】

写実的に描けない原因とは?

6、7月は、児童絵画コンクールに向けての絵も仕上げていました。

いざ自由画を描こうとすると、「うまく描けない(+o+)絵が下手!」と嘆く子ども達も多いです。

子どもだからって皆が自由にのびのびと描けるわけではないのです。何を隠そう私も絵を描くのが苦手!なので、その気持ちはよく分かります。

 

そして、得意じゃないからこそ見えてくること、伝えられることもあると思います。

 

どうやら子ども達の多くは、絵をうまく描くこと=写実的に描くことと思っているようです。では、写実的に描きたいけれども、描けない原因は何でしょうか?

では、実際のケースでどのように取り組んだか一例をご紹介します。

こちらの絵は、Aさん(小2)のビフォー/アフター。たった90分のレッスンでこのように変わりました。そして、見事、児童絵画コンクールに入選しました。

 

私はこの絵を見てまず、この子のうさぎに対する概念を書き換える必要があると思いました。

つまり、ウサギのイメージが、実物のウサギよりも、彼女の中で記号化されたうさぎの方がより強く結びついていたからです。

写実的に描けない原因の一つは、記号化されたイメージが強すぎることです。

 

行ったことは、単純です。本物に近い写真をよく見て描く。描き慣れないうちは、本物(立体)を平面化した写真の方が描きやすいです。さらに描く時のポイントが色々ありますが、こちらでは割愛します。それを隣で私も一緒に描きながら、お伝えしました。

 

もちろん、飼い始めたばかりのうさぎが可愛くてたまらないという彼女の気持ちの表れ(描きたかった動機)や、言われたことを真摯に受けとめる態度が、入選という結果につながったのだと思います。

 

とはいえ、写実的に描くことが良い絵という意味ではありません。特に幼児の場合、自分が知っているイメージを描くというのが成長過程に必ずあって、それは絶対大事にしなくてはならないプロセスです。

 

みんなの自由画

子ども達の自由画を見ると、一人ひとり本当に違った関心と個性があることが分かります。それぞれの素材の良さをどう引き出し、どんな表現方法がぴったりくるのか、子どもたちの良き伴走者になれるよう、私も日々精進して参ります。

こどもアート9月の体験日

通常クラス時に各1名程度受け入れております。(体験料500円)受け入れ可能な日程が決まり次第、LINEにてご連絡いたします。

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