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【レポ】こどもアート1月

だるま制作

松本市こども絵画造形アトリエあーとりえ、1月のこどもアート教室の様子です。新聞紙を使った造形遊びで、カラフルだるまを作りました。

 

新聞紙は、優れた工作材料です。折ったり、ちぎったり、丸めたり、柔らかいのに丈夫なので、棒にもなれば、ねんどのように自由に形を作ることも出来ます。 

千代紙や色和紙を貼るまでの工程、土台づくり~下地づくりは、とても手間のかかる作業でしたが、すべて一から自分たちで作りました。「のりが気持ち悪い。ひんやりして気持ちがいい。」「貼る作業が嫌だ。楽しい。」各自の感覚を味わいながら。完成すると、形や色どり、顔、みんなそれぞれ違う、唯一無二のだるまさんになりました。

クレパスの抽象画

 ひらめきアートは、クレパスの抽象画を描きました。簡単な形の組み合わせで、色を重ねたり、スクラッチしたりして表現を楽しみます。模写するだけが、絵を描くことではありません。線を描く、色を塗る。ただそれだけでも実は楽しいし、立派な自己表現です。

頭をからっぽにして、自分の心の動きを感じとることで、この色が好きだな、普段使わない色も案外いいかも、この色の組み合わせは面白い!など、いろいろ発見し、自分ならではの感性を豊かにしてもらえたらと思います。

余談ですが、うちの息子(小6)が描いた時、「絵は、いつも小さく描いてしまうんだけど、この絵は、すごく大きく描けた。描いているうちにワクワクした気持ちになって、どんどん色々なアイデアが出てきた。」と言っており、どうやら脳も活性化されたみたいです。


コラム【AIには真似できない能力】


近い将来、今ある仕事の多くがAIによって代替えされてしまうと言われています。だとしたら、人間にしかできないこととはどんなことでしょうか?そもそもAIが得意なこと、苦手なことって?

 

こちらの本に、詳しく書かれておりました。著者が数学者だけに、途中難しくて挫折しそうになりましたが(^^;)中~後半にかけてとても興味深いことが書かれています。ご興味持たれた方は、思い切って真ん中から読んでみることをお勧めします!

AI VS.教科書が読めない子どもたち/新井紀子著、2018年2月15日第1版発行

かいつまんで、私がこの本から得たことをまとめますと、

 

1.AIが将来人間と同等の知能を得ることはあるのか?

AIは、コンピューター(計算機)にすぎず、数学の言葉に置き換えることの出来ないことは計算できない。数学は、論理、確率、統計で表すことはできるが、意味を記述する方法がない。つまり、AIには、意味が分からない。どんなにビックデータやディープランニングを極めていっても、その延長線上にAIが人間と同等の知能を得ることはない。

考えて対応しているように見えるAI技術も、必ず1対ごと教師データなるものをインプットしているだけなのですね。

  

2.AIが得意なことは:論理、確率、統計で表すことができること。暗記、計算、決まったフレーム内の処理など

AIが不得意なこと:意味を汲み取ること、つまり読解力。中でも同義文判定やイメージ同定がAIは苦手とする。具体的な例は、本に沢山掲載されています。

 

3.今一番困る事態は、AIにできない仕事ができる人間がいないということ。というのも、中高生の読解力の低さが深刻である。教育現場は、実はプログラミングやアクティブラーニングどころではない。教科書をまともに読めない現状を受けとめ真摯に対応することが急務。

ちなみに、この本の中で示す”読解力”ですが、本を沢山読めば良いということではなく、読解力を向上させる処方箋は、残念ながら今のところ見つからないそうです。

4.人間もAIに覚えさせるのと同じような仕組みで、学習させているのでは、意味がない。AIに敵うわけがない。

皮肉なことに、効率化するためにマニュアル化、ルーティン化すればするほど、AIにとって代わられるということですね。

 

5.将来残る確立の高い仕事は?

1位は、レクリエーション療法士らしいです。また、何の仕事とははっきりと言えないけれども、人間らしい仕事。量産できないもの。柔軟性を要求されること。

 

話は戻りますが、先のクレパスの抽象画について。みんなでお互いの作品を鑑賞する時間も取りました。なにが驚いたって、子どもたちの想像力の豊さです。「これは、公園のように見える。ここがブランコでしょ?これがグルグル回るやつ。こっちは、木馬みたい、うさぎさんの木馬だね」って豊かな想像力で意味を見つけているんです。これって、AIには、絶対真似のできない能力ですね。


こどもアート2月の体験受付中

体験は、通常クラス時に各1名程度受け入れております。(体験料500円)受け入れ可能な日程が決まり次第、LINEにてご連絡いたします。

お申込みフォームから、必要事項をご記入後、LINE@(友だち追加お願いします。)にて簡単にメッセージをください。(メールが届かないケースが多く、LINEの方が確実だからです。)

2019年春より水曜日クラス増設します。お問い合わせの際に、水曜希望とお伝えください。土日クラスは、あと若干名。金曜17時クラスは残1です。15時半クラスは、空いています。